ぽんてんのブログ

アラフォー介護職が語る~仕事と音楽と歴史~

思い出のアルバムを再評価してみる

こんにちは。ぽんぽんと申します。

 

さて、前回は森高千里について書かせて頂きました。

若いころは、それほど関心がなかったのですがアラフォーを過ぎ、好きになったという内容でした。

 

今回は、私の青春期に聴きこんだアルバムを再評価してみたいと思います。

 

そのアルバムとは、ビーズの3rdアルバム「Break Through」です!

 

最近は、「音楽を聴く=SDカードに曲を入れて車のナビで聴く」

となっていて、久しぶりにCDを手に取りました。

以下が、そのCDです。

 

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1、初期の名アルバム「Break Through」

 

やっぱり、稲葉さんも松本さんもお若いですね。

 

ちなみに、CDの帯には、

感性が誘惑された。想像力が突き抜けた。」とあります。

 

まさに、この通りのアルバムと言えます。

 

1st、 2ndアルバムと良作ではあるものの稲葉さんは、作詞にかなり苦労されたというエピソードがあります。

 

そこで、松本さんが稲葉さんへ歌詞つくりのヒントにと「万葉集」を渡したというのは、有名なエピソードです。

 

それが、1曲目「Lady-Go-Round」の歌詞である

 

「恋しかるべき、わが涙かな」「恋しかるべき 神のまにまに

 

 

につながり、またこのアルバムには収録されていないが、「太陽のKomachi Anjel」へと発展していったのだと思います。

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2、稲葉浩志の覚醒

 

1st、 2ndアルバムで感じられる「産みの苦しさ」が、この感じられません。

 

稲葉さんの作詞スタイルがこの「Break Through」で完成されたといっても良いと思います。言葉は気取っていなくても、めっちゃかっこいい。

 

そして、松本さんの抜群の作曲センスが加わりビーズサウンドを作り出す。

 

プロデューサーである、明石昌夫さんの存在も欠かせません。

 

今のビーズのスケールの大きいサウンドも好きですが、僕はこのころの緻密で、日本人の好みに合うようにアレンジされているサウンドが大好きです。

 

おっさんが言いますが、「ときめき」がそこにあるんですよね。

 

好きな女の子と話が出来た日に、夜ゆっくり聴きたくなるような。

 

そんなサウンドが、この頃のビーズにはあります。

 

3、ときめきサウンドの紹介

 

さきほど、「ときめき」という言葉を出しましたが、3曲の胸キュンソングを挙げたいと思います。

 

①「となりでねむらせて」

 これは、仕事が忙しくて、いつも待たせている恋人に向けての曲。高校生の時、この曲を聴いては、好きな人と一緒に住む妄想をしていました。

 

②「今では・・・今なら・・・今も・・・」

 街を歩いていて、昔の恋人とすれ違う。しかも、むこうは新しい彼氏と歩いてる。

 今も好きな気持ちは変わってない・・・。うーん。胸が熱くなる。

 

③「Stardust Train」

 好きな人をこのまま奪い去りたい。当たり前の幸せな毎日を壊して・・・。

 いやあ、若い!稲葉さんの初々しさを感じます。

 

他にも、胸キュンでなくても、「これからいくぜ~!」「やってやるぜ!」

と勢いを感じることができる曲が満載です。

 

 

4、まとめ

 

 改めて聴いてみると、やっぱり最高です。ちなみに、この後のアルバム「Risky」でビーズはその地位を不動のものとします。

 でも、それはこのアルバムがあったからこそ「Risky」に繋がったと思っています。

 

Love Phantom」や「今夜月の見える丘に」も大好きですが、僕はこの頃のビーズの曲が好きです。

もし、ビーズが好きだけど聴いたことがない、また永く聴いていないなあという方は、是非この機会にお聴きください!