ぽんてんのブログ

アラフォー介護職が語る~仕事と音楽と歴史~

スタッフ間の言葉遣いについて

こんにちは。ぽんぽんと申します。

 

デイサービスで勤務している40代男性です。

 f:id:pontelove:20200319100728p:plain

先日、同じ部署で勤務してくれている「超ベテラン」スタッフさんがすごい剣幕で私のところへ来ました。

 

その内容は、

 

「あの子を何とかしてほしい」とのこと。

 

話を聞いてみると、ベテランスタッフさんが20代前半のスタッフに何か物を尋ねたらしいのです。すると、その若手スタッフはこう答えたらしいのです。

 

「わかんない。」

 

それは、誰でも怒りますよね。すぐに本人を呼び3人で話して、何とかその場は収まりました。

 なぜ、このような事が起こるのか…。

 

その若手スタッフは、高卒新人で入社しもうすぐ4年目を迎えます。

 

言葉遣いや、マナーについてはスタッフ皆で教育してきました。

 

以前に比べると良くなりましたが、時々このような言葉が出ます。

 

どのような理由で、そのような問題が起こるのか考えてみました。

 

  1. もともと敬語を使う習慣がない
  2. 緊張感の欠如(仕事に慣れてきた)
  3. 敬語を使わない方が親しみを与える
  4. 自分の方が格上だと思っている

他にも様々あると思いますが、僕が一番許せないのは「4」です。

 

この傾向は、残念ながら他のスタッフにも見られることがあります。

 

特に、自分より「後から入ってきた年上のスタッフ」に、敬語を使わない時が見受けられるのです。

介護の世界では、年上の方に指導や教育することは少なくありません。

 

自分より後に入社してきた方であっても、人生の先輩です。自分にはない経験をされているだろうし、尊敬して接することを何度も話しているのですが…。

 

福祉の世界で生きていくには、この価値観は最も大切なものだと思います。

 

職場での教育が行き届いていないのか、本人の自覚がないのか・・・。

 

どちらも当てはまると思いますが、根気強く接していくしかありませんね。

 

頭ごなしに怒っても、本人は納得出来ないだろうし。

 

 

同じ目線で、長期的に取り組む。それが人事育成。

 

焦る自分に言い聞かせながら、また明日から頑張ります。