スタッフ間の言葉遣いについて
こんにちは。ぽんぽんと申します。
デイサービスで勤務している40代男性です。
先日、同じ部署で勤務してくれている「超ベテラン」スタッフさんがすごい剣幕で私のところへ来ました。
その内容は、
「あの子を何とかしてほしい」とのこと。
話を聞いてみると、ベテランスタッフさんが20代前半のスタッフに何か物を尋ねたらしいのです。すると、その若手スタッフはこう答えたらしいのです。
「わかんない。」
それは、誰でも怒りますよね。すぐに本人を呼び3人で話して、何とかその場は収まりました。
なぜ、このような事が起こるのか…。
その若手スタッフは、高卒新人で入社しもうすぐ4年目を迎えます。
言葉遣いや、マナーについてはスタッフ皆で教育してきました。
以前に比べると良くなりましたが、時々このような言葉が出ます。
どのような理由で、そのような問題が起こるのか考えてみました。
- もともと敬語を使う習慣がない
- 緊張感の欠如(仕事に慣れてきた)
- 敬語を使わない方が親しみを与える
- 自分の方が格上だと思っている
他にも様々あると思いますが、僕が一番許せないのは「4」です。
この傾向は、残念ながら他のスタッフにも見られることがあります。
特に、自分より「後から入ってきた年上のスタッフ」に、敬語を使わない時が見受けられるのです。
介護の世界では、年上の方に指導や教育することは少なくありません。
自分より後に入社してきた方であっても、人生の先輩です。自分にはない経験をされているだろうし、尊敬して接することを何度も話しているのですが…。
福祉の世界で生きていくには、この価値観は最も大切なものだと思います。
職場での教育が行き届いていないのか、本人の自覚がないのか・・・。
どちらも当てはまると思いますが、根気強く接していくしかありませんね。
頭ごなしに怒っても、本人は納得出来ないだろうし。
同じ目線で、長期的に取り組む。それが人事育成。
焦る自分に言い聞かせながら、また明日から頑張ります。